iPhoneお役立ち情報
iPhone水没修理について
洗濯前にポケットの中身をご確認ください!スマホを洗濯し水没させてしまう事例が増えております!
[2021.02.26] スマホスピタル埼玉川越店
カテゴリー:iPhone水没修理について
冬場は特に厚めの衣類を着込むこともあり、収納ポケットが増えた分、普段仕舞わない場所にスマートフォンを入れたまま忘れてしまいがちのようです。私も洗濯まではしなかったものの、ボトムスの後ろポケットにiPhoneを入れたまま脱衣所に放置してしまった経験があります。今回は誰しもやってしまう可能性のある、スマホの洗濯による水没の様子を、当店で特にお問合せの多いiPhoneについてご紹介致します。
内部の様子は?
水没した当日、翌日くらいですと内部には水滴が多く残っている場合があります。3日以上たっていても水が抜けきれず小さく水滴になっていることもあるため、放置していてもそうそうなくなるものではありません。基本的に密閉されているため、耳抜きのようにiPhoneをゆすっても水は出てくることはなく、反対に基板端子などに水が入り込み、故障を広げる原因となります。
洗濯されたiPhone6Plus
同じく当日の朝に洗濯されたiPhone11
お持ち込みの多いiPhoneには耐水機能のあるものもあれば、耐水機能のない機種もございます。耐水機能がある機種の方が確かに比較的復旧率は高いのですが、使っているうちにその耐水性能が低下したり、洗濯槽のような流れのある水中であれば簡単に水没してしまうことは多々あります。反対に一切防水のない機種であっても、データを取り出せる状態になる可能性は十分にあります。諦めずにぜひ水没処理をお試しください。
水没しているかどうかわからないという場合には
水没の可能性がある端末をそのまま使い続けていると、本体基板やパーツに不具合が発生し、動きが悪くなったり、最悪の場合電気の流れによってショートし、一切起動できなくなることもあります。機種によってはSIMカードを取り出し、その部分を覗くことで水没マークを確認できるものがあります。もし赤い部分が見える場合には本体基板が水に濡れている可能性が非常に高いです。少し時間が空いてしまっていても、起動できない場合には水没処理にお持ち込みください。
水に濡れると水没確認マークは赤くなります
水没復旧処理の様子
当店の水没復旧修理では、まず本体基板をいち早く外し、専用の液体で洗浄することによって洗剤や水道水を洗い流します。その後、 外しても再度利用できる部品を可能な限り外して、しっかりと乾燥させていきます。
外せないパーツの隙間には風を送って水を掻き出します
細かい部品も外して乾燥します
水没処理だけでは完全に直らないことも
起動は出来る、バックアップがとれる状態であるものの、一部表示が乱れる、その他機能に不具合が生じているという可能性は十分にございます。その際には部品交換で修理可能かを調査した上で、パーツ交換をされるかどうかをご相談させて頂く流れとなります。もしパーツ交換で直らない症状はほとんどが本体基板の故障が原因となります。
水の滲みは画面交換で直りますが、黒い影の部分は改善されません。
最後に
基本的に水没復旧修理はデータ取り出しを目的とした処置となり、その他動作やパーツへの保証が出来ないものになります。そのため、復旧したら早めにデータのバックアップや他の端末への移行をお願いしております。水没復旧処理後、運良く基本機能が問題なく使用できる場合でも、水に濡れた精密機械はいつどうなるか分からないため、使用を続ける場合であってもこまめにバックアップをお願い致します。
iPhone・スマホ修理のスマホスピタル埼玉川越店の詳細・アクセス
〒350-1122 埼玉県川越市脇田町6−8
営業時間 11時〜20時(定休日:年末年始)
電話番号 049-227-3935
E-mail info@iphonerepair-kawagoe.com
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